元不動産屋の営業マンが教える不動産を後悔なく購入する方法

こんにちは。おっきー(@surprise_okki)です。
不動産を購入しようとしている人に向けて不動産業者の営業マンがどのようなことを考えていて、どのようにすれば後悔なく購入できるのかを紹介します。
今回、紹介するポイントを抑えるだけで何十万円~何百万円と安く購入できる可能性がありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
・不動産の購入を検討している方
・不動産を安く購入したい方
不動産会社と不動産営業マン選びは慎重にする必要がある
日本全国に不動産屋は約13万社あり、宅地建物取引士(国家資格)を持った不動産営業マンは100万人近くいます。その中から不動産会社と不動産営業マンを選択する必要があります。
ここで選択するポイントを紹介します。
✔ほしい不動産を扱っている不動産屋
どんなにいい会社だとしてもほしい物件が扱えなければ購入できませんので。ネットに掲載されている8割はどこの不動産会社でも扱えます。残りの2割で不動産業者や建築業者が売主の場合です。
✔実積のある不動産屋・不動産営業マン
実績がないより実績があった方が良いです。その理由は営業マンの物件調査や法律などの調査ミス、物件価格交渉、住宅ローンの審査の交渉などで差が出るからです。
✔不動産営業マンに清潔感がある
これは単純に不潔より清潔感のある営業マンの方が仕事ができるからです。不潔感のある営業マンはほぼ仕事できません。
✔丁寧な接客
いくら営業ができたとしても丁寧な接客でなければ購入側からして不利になることもあります。営業マンが数字ばかり見ていたり案件が溜まっていてケースです。
不動産の見方、住宅ローンの見方、返済計画の立て方などしっかり提案していれる営業マンは安心できます。
主にこの4点です。
不動産の価格交渉の仕方
よくある価格設定が3,080万円などです。この価格設定の仕方は割安感を出すのと価格交渉が入ったときに端数のみ割引を行い買い手に納得しやすくするためです。
3,100万円よりも3,080万円の方がより安くなる感覚ですね。
コツとしてそのときに端数分だけの価格交渉ではなく、あえて少し大幅に180万円程の価格交渉をします。売り手からすると端数分の価格交渉がきたとしても予定通りということが多いです。
そのため、大幅に価格交渉をするのと価格交渉後の物件価格でないと住宅ローンを借りて購入できないと下から交渉をします。これで端数分以上に価格交渉が通ったことは何度もあります。
営業マンが売りたいため無難の端数分の交渉が限界ですとか言ってきますが、気にせず大幅に交渉しましょう。成功すれば何十万~何百万も安くなります。
不動産屋や不動産営業マンがすべてを守ってくれるとは限らない
これは宅建業法と法律が大きく関わってきます。一言でいうと不動産屋や不動産営業マンには一定の説明義務がありますが、100%説明しないといけない訳ではないということです。
これはどういうことかというと、例えば屋根裏の雨漏れがあった場合、そこまで不動産営業マンが説明しないといわれるかどうかといえば説明しないといけないのですが、不動産営業マンが見逃してしまっていた場合、契約書には現況渡しや瑕疵担保責任(隠れた瑕疵)などの記述がされているかと思いますので、雨漏れがあったのなら購入したくなかったといって不動産屋や不動産営業マンに損害賠償は難しい可能性があります。
引き渡しから2ヵ月以内に売主へ請求した場合は原則、売主が修理費を全額負担します。建物の状態が細かく気になる方は契約前に建物調査を入れさせてもらえるように交渉しましょう。
まとめ
不動産会社や不動産営業マンに言われたことだけを信用せず、自分自身で調べたり第三者の不動産屋に聞いて紹介したような安心材料は集めましょう。
言われた通りに購入をして損することもあります。損する場合は何十万~何百万円になることもあります。後悔しないためにしっかりと準備をして購入しましょう。
私は地元の中堅クラスの不動産会社で6年間、不動産売買仲介の営業をしてきましたので、不安なことがありましたらぜひご相談してください。
本日も最後まで記事を見ていただいた方ありがとうございました。